今日も日中の気温が氷点下で寒く、
今シーズン一番の寒さです.....
最近は雪が降っても、幹線道路に
雪の付いていることが余りなく
(自宅前のメルヘン街道1100m超辺りからですが.....)
うっすら積もってもすぐに溶けてしまいます。
でも今朝は茅野の町のほうまで雪が付いていました。
原村にある幼稚園への送る道を変えて、
なるべく安全な道を選んで行く様に
しているのですが...........
急ブレーキを踏む羽目になったのは、
りすさんの急な飛び出しでした......
『WA~~~~~』と思いつつゆっくり走っていたのと、
新雪なのもあって、滑ることなくセーフ.......
FU~やっぱり雪道はゆっくりですよね........
朝積もっていた道路の雪は、 午後のお迎えの時にはすっかり溶けていました。
今日は阪神大震災から13回目の年を迎えました......当時まだ大阪に居た私は2日後の19日に救助活動で神戸へと向かいました。
船で向かった港では
接岸できないような状態で.......
ポートタワーの地盤もかなり段差が
出来ていて同じような揺れがあると
倒れてしまうのでは.....と
心配されていました。
崩れた高速道路や一般道は
まるでジェットコースターのようにうねっていました。
県外からも多くの方たちが救助活動に
来られていました。
土木作業員の方たちも
不眠不休状態で、寒い中寝るところもなく
トラックの中で仮眠を取る様な感じでした。
劣悪な環境の中で風邪が流行り、
熱を押して作業をされていました。
私は公民館のようなところで
そういう方たちに点滴をしたり、
お薬を飲ませたりしていました。
滋賀の方から来られた作業員の方は、
慢性の喘息が悪化して、
聴診器なしでも肺の雑音が聞けるほどでした.......
その方は喘息が出てきても、
『瓦礫から手が見えてたりすると.....
早くに助けないと........』と自分のことよりも
救済に必死でした.........
日が経つにつれ作業員の方たちの疲れもピークに.....
県外からの方たちは右も左も
分からない状況の中、
思うように進まない作業にも苛立ち、
現場監督に詰め寄る若者もいました。
興奮する若者を抱きすくめるように
なだめた事もありました.......
電気や水道、ガスなどライフラインに
携わっている人達は
自分の家がひっくり返っていようが、
倒れていようが......
歩いて何キロもある会社に行き、
高層ビルの階段を何回も往復して、
足を引きずりながら、
また現場での作業など
復旧に力を注がれていました。
そして、持って行き場のない住民の人達からの
怒りや苦情にひたすら頭を下げられていました。
多くの方が犠牲になった震災の影に
そのような方達の復旧活動があったことを
忘れてはいけないと思いました。
今でも時々被災地の高齢者の方の
孤独死が新聞に記載されていることがあります。
一人暮らしをされている方たちを
訪問していたのですが.......
目の不自由だったAさんは
どうされているのかしら.......
Fさんは.....と.....気になります。
神戸の明かりは復旧しましたが.......
こころの灯りも燈していけるように....っと
願うばかりでなく、何かお手伝いができればと
思う今日のこの日でした......
なべこでした......