2007年5月25日金曜日

ある落日......

先日私の母親が亡くなり、
京都に戻っていました.......
まだ64歳と若かったのですが、
徐々に体が動かなくなる難病で、
3年前位から入院生活を送っていました。
とても勝気でパワフルな人で、
昔はやんちゃな息子2人
町内中を箒を持って追い掛け回してました。
息子たちの悪戯に頭を下げることも
多かったのですが、小さいことにこだわらない
サバサバとした人でした.......
自分は卵ご飯だけなのに、
私たちにはお肉を食べさせてくれたり.....
弟の高校が近かったせいか、
部活の帰りに家によく友達が寄っていたようです。
「ご飯置いとくよ!!」ってよくおにぎりを
握ってくれていたようで、弟の友人たちも
お通夜にたくさん来て思い出を語ってくれました。
そう言えば...母のおにぎりは
とても美味しかった事を思い出しました.........
飾らない性格どおり....
飾り気のない握り飯でした。
活発な母親の動けない姿を見るのは
とても辛く....安楽死のあり方など、
考えさせられることも多くありました。
今は楽になったのでは.....と
淋しい反面ホットしているところもあります。
平等院の近くでの告別式でしたが、
多くの方々にお別れをしていただき、
また長野からも駆けつけて頂いて、
本当に感謝しています。
そして、産み育ててくれた母にも
感謝して......また頑張ろうと思います。
これから仕事の波にのまれて、
ゆっくりと回想する暇もないと思いますが......
明日からは心機一転!!
「相変わらずあほな事してるなぁ~」と
母に笑われないように........

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

すてきなお母様だったんですね。やさしいお人柄がこちらにも伝わってきました。

なべちゃん さんのコメント...

minerin39さんへ
 投稿をありがとうございます。男勝りの母でした.....あの母だったからこそ、私たち腕白兄弟を育てることができたのだと思います。長野で頑張っている姿を見て、嬉しそうにしていた笑顔を思い出しました。思い出って尽きることがないですね......

miho さんのコメント...

時々貴社のHP、ブログを拝見しております。
何故かふと思いたって、5月半ば初めて平等院・三室戸寺をまわりました。
とても素敵なところで感動しました。
お母様、病気と闘っていらしたのですね。
長い間お辛いことだったろうと存じます。
心からお悔やみ申し上げます。

なべちゃん さんのコメント...

トムさんメールを有難うございました。
宇治は私が生まれ育ったところで、三室戸寺は本当に近くです。歴史の宝庫で古い町並みがまだまだ残っています。またお越しくださいね.....